AIを学ぶ

AutoDraw:落書きから機械に当てさせてみよう

ぐにゃぐにゃの太陽を描くと、AutoDrawがきれいな絵を提案してくれます。10分ほど楽しく遊びながら、機械がどのように形を認識しているかを子どもと話すきっかけになります。

約4分で読めます

子どもにネコを描いてもらうと、その子にしか説明できないような形ができあがります。それを機械に見せてみると、おもしろいことがわかります。機械も推測しているだけなのです。

AutoDrawは、GoogleのAI Experimentsによるちょっとしたウェブのおもちゃです。落書きをすると、描きたかったかもしれない整ったイラストを提案してくれます。これを使って過ごす10分間は、たいていの説明よりもずっと優れたAIの授業になります。✏️

AI Teading の紹介ページオートドロー描いた絵を当てて、似たアイコンを選ばせてくれる描画アプリひらく →

始めるボタンはひとつだけ

Start DrawingとFast How-ToボタンがあるAutoDrawのスタート画面

スタート画面には2つのボタンがあります。Start DrawingとFast How-Toです。早くクリックするほど速く進むという補足も添えられています。緑色のボタンを押すと真っ白なページが開き、画面上部には落書きして推測させてみようという短いメッセージが表示されます。Skip Tutorialを押すと、それが閉じます。

左側にツールバーがある真っ白なお絵描き画面

画面左側にはツールが縦に並んでいます。選択、AutoDraw、鉛筆、テキスト、塗りつぶし、図形、カラーパレット、拡大、元に戻す、削除です。最初から選ばれているのがAutoDrawツール、つまり魔法の鉛筆です。

わざと下手に描いてみる

太陽の粗い落書きと、その上に並ぶDo you mean

周りにトゲトゲのついた、ぐにゃぐにゃの丸を描いてみてください。画面上部にずらりと候補が並びます。**Do you mean:**のあとに、太陽、花、車輪、星といった小さなイラストがいくつか表示されます。

候補のひとつを選んだあとの同じ絵。きれいな線画に変わっている

ひとつ選ぶと、落書きがきれいに整ったイラストに置き換わります。自分が描いた線が「問い」で、並んだイラストが「答え」だったわけです。

イラストを描いているのはAIではない

イラストを描いたスタジオやイラストレーターが並ぶArtists画面

ここは多くの人が見落としがちで、ぜひ子どもに伝えておきたいポイントです。左上のメニューを開いてArtistsを選んでみてください。そのページには、AutoDrawは「機械学習とアーティストコミュニティのコラボレーション」(AutoDrawのArtistsページ)であり、公開用にデザイナーやイラストレーターが描いた絵であることが説明されています。その多くはニューヨークのスタジオであるSelman Designによるもので、HAWRAF、Simone Noronha、Tori Hinn、Pei Liew、Erin Butner、Julia Melograna、Melia Tandionoの作品も含まれています。

つまり、機械は何も描いていません。人が描いたイラストと、あなたの描いた形を見比べているだけなのです。 これが腑に落ちると、子どもは多くのAIがどう動いているのかについて、驚くほど正確なイメージをつかむことができます。

メニューのそのほかの項目

各ツールのキーが一覧表示されたShortcuts画面

同じメニューには、Start over、Download、Share、How-To、Shortcuts、Artists、About、Privacy & Termsがあり、このツールが収録されているAI Experimentsへのリンクもあります。

子どもが5分以上絵を描いているなら、Shortcutsを見てみる価値があります。

キーツール
VSelect
AAutoDraw
DDraw
TType
M / L / PRectangle / Circle / Triangle
FFill

Downloadを押すと絵が画像として保存され、冷蔵庫に貼るお気に入りの絵になります。

次のステップ

そのような会話が弾んだら、さらに進んでみましょう。AIティーディング キッズでは、より小さなお子さん向けに「押して試す」同様のアプローチを用意しています。AI Teadingでは、より大きな子どもたちが自分でモデルを動かすことができ、アハAIでは途中で出てくる言葉の意味を解説しています。

次回は、子ども2人、タブレット1台、そしてサイコロ1個――ドルベン ふたりであそぼうです。

よくある質問

AutoDrawとは何ですか?

GoogleのAI Experimentsによるウェブお絵描きツールです。大まかに描くだけで、描こうとしたものに近い完成されたイラストを提案してくれます。

提案されるイラストはAIが描いたものですか?

いいえ。アーティストたちが描いて公開したものです。機械の役目は、どれがあなたの落書きに合っているかを推測することだけです。

日本語でも使えますか?

サイトは英語のみです。ただ、絵を描くのに文字を入力する必要はないので、小さなお子さんでも自分で使えます。

子どもは何を学べますか?

機械は意味を理解しているのではなく、形を照合しているのだということです。同じものを2通りの描き方で描いてみると推測が変わります。それこそが一番の学びです。

実際に開いてみる

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