ビョルムリ:夜空を学んで、外に出て見つけてみよう
ビョルムリの画面に広がるのは、今あなたがいる場所の実際の夜空。読み進めるにつれて空が動きます。半月のレッスンから外に出るまでの流れをご紹介します。
本や動画で星座の形を覚えたのに、その夜外に出て空を見上げたら……あれ、どこだっけ?
ビョルムリは、まさにそんな瞬間のために作られました。トップページにも*説明を読んで、すぐ頭上の空で確かめます。*とはっきり書かれています。さっそくレッスンをひとつ開いて、実際の夜空を見上げに行くまでの流れを追ってみましょう。🌙
ビョルムリとは?

ビョルムリは、夜空の読み方を学ぶためのサイトです。一番の特長はとてもシンプルで、画面の空が今あなたがいる場所の実際の空になっていること。だから画面で学んだことを、その夜そのまま外に出て見つけることができます。
どのレッスンも、片側に星空、もう片側に説明が並ぶレイアウトになっています。ステップを進めるたびに空が解説に合わせて動くのが特徴で、日付や時刻、方角が変わり、話題に上がっている星に印が付きます。まるで天文台の案内人さんが、解説しながらドームを回転させてくれているかのようです。しかも動画とは違って、解説を読みながらでも空をドラッグして動かしたり、ズームしたり、気になる星をタップしたりできます。
レッスンをえらぶ

レッスンを見るを押すと、まず今夜見えるレッスンが表示されます。今この季節の夜空にぴったりのレッスンです。その下には、レッスン一覧が3つのトラックに分かれて並んでいます。
- しくみ:月はなぜ形が変わるのかなど、夜空がなぜそう見えるのか
- 見つける:北斗七星やアンドロメダ銀河など、どこに目を向ければよいか
- はかる:星の明るさや距離など、昔の人たちがどうやって突き止めたのか
それぞれのカードには難易度、かかる分数、そして今見えますかどうかが表示されています。今見えるものだけを押せば、今夜すぐ観察に行けるレッスンだけに絞り込めます。
「月はなぜ形が変わるのでしょう?」を開いてみる
一番確かめやすい天体ということで、まずは月を選んでみました。レッスンを開くと、最初のステップでいきなり半月までぐっとズームします。

次へを押すと、日付だけが進みます。半月が細い三日月になり、それから円全体が満ちて満月になっていきます。満ち欠けについて文章で読むのではなく、移り変わる様子を自分の目で眺められるのです。

素敵な工夫だと感じたのは、三日月のステップで「画面ではどうしても描けないものがひとつある」と正直に教えてくれるところです。本物の三日月では、地球に照り返された太陽光(地球照)によって、暗い側もうっすらと光って見えます。レッスンではそれを、画面の上ではなく外に出て確かめてほしい光景と呼んでいます。
どのレッスンも、最後は外へ

どのレッスンも、最後のステップは今夜、自分の目で確かめる課題になっています。月のレッスンなら、こんな内容です。
- 今夜タブで今夜の月の形を確かめる
- 月の形を見て、いまが太陰暦の何日ごろかを当ててみる
- 1週間あけて、同じ時刻に同じ方角の空を見上げてみる
- 三日月の夕方、影の部分がうっすら光る地球照を探してみる
外に出て観察できましたか? 観測記録に書くを押して、観測記録にいつ、何を、何が見えたかを書きとめておきましょう。記録はお使いのブラウザに保存されるので、手元に残しておきたいときはCSV で書き出すを押してください。
画面を自分の空の明るさに合わせる

街の空と田舎の空では、見える星の数がまったく違います。メニューの空の明るさから、観測する場所を都市の中心からとても暗い場所まで選ぶと、画面にはその場所で実際に見える星だけが表示されます。田舎のような満天の星空を期待して外に出て、何も見つからずにがっかりすることがなくなります。
保護者・教育関係者の方へ
次回予告
次回は空から人工知能へ話題を移します。**ブラウザ上で動かしながらAIを学ぶ実験室「AI Teading」**をご紹介します。
よくある質問
ビョルムリはどんな人向けですか?
11歳からを対象に作られています。本で星座を覚えたけれど、外に出てみると見つけられなかった経験がある方ならどなたでも楽しめます。
画面の空は、自分が住んでいる場所の空ですか?
はい。ビョルムリは今いる場所の実際の夜空を描くので、画面で学んだものをその日の夜にそのまま外へ探しに行くことができます。
都会からでも天の川は見えますか?
基本的には見えません。「空の明るさ」メニューでも場所ごとの見え方が示されています。たとえば「都市のはずれ」なら北斗七星の7つの星はすべて見えますが、天の川は見えません。
ビョルムリは Stellarium の公式アプリですか?
いいえ。Stellarium Web Engine をもとに作られていますが、Stellarium の公式プロジェクトとは関係ありません。